結婚という名の就職
※公式から画像をお借りしました
「逃げるは恥だが役に立つ」が始まりました
一昨日始まったドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」録画しておいたのをやっと見ました。
見ていない人もいると思いますので、簡単にあらすじをご紹介。(以下ネタバレです)
主人公・森山みくり(新垣結衣)は、彼氏なし、院卒なのに内定ゼロ、派遣社員になるも派遣切りに遭い求職中。「誰からも必要とされない辛さ」 を日々感じている彼女は、ひょんなことから独身会社員・津崎平匡(星野源)の家事代行として働き始めることに。丁寧な仕事ぶりに津崎の信頼を得るみくり。
しかし、両親の地方移住についていくことになり、家事代行をやめることに。田舎ではさらに就職できないのでは…と不安に苛まれたみくりは、勢いで津崎に 「住み込みで働きたい」「いっそのこと結婚…」 と口走る。“独身のプロ”津崎は悩んだ末、「雇用主=夫」「従業員=妻」という契約結婚を提案する。一つ屋根の下で生活することになった妄想女子と超真面目男…果たして2人はどんな結婚生活を送ることになるのか…?!
第一話はここまでです。次回は両家の挨拶や津崎の同僚のお宅訪問などありそう。
ガッキーかわいいが日本を席巻
脚本も演出も面白く、ストーリーに引き込まれました。そしてなによりメインの2人・ガッキー&源(タッキー&翼的な)が可愛くてたまらんです。神キャスティングをありがとうテレビの国のえらいひと。
そう感じた人は私だけじゃなかったようで、Twitterでは「ガッキーかわいい」というツイートが2時間で約1万件超を記録したらしい。すごくね?ガッキー可愛いが日本中を包んだんだぜ?もちろん私も呟きました。呟かずにはいられんかった〜。なんだあの透明感は。現人神?
オンデマンドや私のようにリアルタイムで見ていない人も考えると、もはや視聴率よりもTwitterの方が確かな視聴者の声なのでは?Twitterと連動企画するテレビ番組も増えてますしね。時代の流れを感じます。
こんなに心躍る恋愛ドラマは「デート〜恋とはどんなものかしら〜」以来!これもよかった〜萌えとときめきの土石流でした(例え下手か)
恋愛ドラマ以外だと、前々クールの「ゆとりですがなにか」もどハマりしてましたけどね。そうなんです生粋のテレビっ子なんです…。これから毎週火曜日が楽しみ〜♪
契約結婚を考える
ところで「逃げるは恥だが役に立つ」通称逃げ恥のテーマとなっている「契約結婚」ですが、興味深いテーマですよね。大好きだった「デート」も男女逆パターンの契約結婚が軸になっている話でした。
一見漫画的で現実離れしているようですが、案外今の時代に合っているようにも思います。
ここまではっきりとした「契約ありき」で「恋愛感情抜き」のパターンはさすがに無いと思いますが、少なくとも結婚にあたって最初に細かい話し合いをしておくことで、その後のトラブルが回避できるよなーと思います。特にお金の問題は。
一緒に過ごす中で結局恋愛感情は違う形の情に変わっていきますし、はっきり雇用主・従業員って役割分担されているのはある意味モヤモヤしなくて済むのでは…?まぁその雇用がほぼ一生涯っていうのがネックですが…まぁ問題があったら転職(離婚再婚)するのもありか。
家族という組織
誰かが言っていましたが、家族も組織の1つで、会社のようなもの。その会社をいかに存続させるか、構成員全員で努力していく必要がある。とかなんとか。そういう意味では、どんな結婚も契約結婚と言えるかも?
確かに実際自分が家庭を持つ中でそのことはひしひしと感じます。家族は当たり前に成り立つものじゃなくて、それぞれの努力が必要なんだってこと。我慢だったり、挑戦だったり、労いだったり、感謝だったり。
家族といえども構成しているのは一人ひとり違う人間。それは大人も子どもも関係なく一人ひとり。単純に愛情の一言では片付かない、ごちゃごちゃとした感情をそれぞれが抱えながらも、家族という組織が円滑に円満に続いていくように日々努めていく。意識的にも無意識的にもそれができなければ、あっけなく崩壊してしまう。家族はそういう危うさを秘めているものかもしれません。
そうはいっても契約書がないからすべてのことが曖昧ですよね。だから、契約書とまではいかなくとも、“我が家の決まりごと”くらいのライトな書面があってもいいのかもしれませんね。うちも夫に提案してみようかなー。
すてきな奥さんに憧れる
とはいえ、ドラマの中でガッキーが甲斐甲斐しく源さんの世話をする姿は単純に素敵だなーあんな奥さんいいなーと思いました。家事を完璧にこなせる主婦はもはや人間国宝です!日本の宝です!私も死ぬまでには国宝レベルに近づきたいぞー。
というわけで今日も明日も明後日も、家庭存続のために努力してゆく所存です(所信表明)