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人生はトライアンドエラー

おぼろ月夜の十五夜

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十五夜の散歩道

昨晩は十五夜でしたね。お天気は残念ながら曇り空。それでも息子が「お月様が見たい!」と言ったので、夕ご飯の後に少しだけお散歩に。

 

9月も半ば、夜はすっかり秋の気候。合奏してるかのような虫の声があちこちから聞こえてきます。

 

お月様みっけ!

秋の夜としては良い雰囲気でしたが案の定空模様はどんより。「今日は曇りだからどうせ見つけられないだろう。無ければ納得するかな〜」と始めから諦めモードだった私。

 

それに対し俄然やる気の息子と娘。嬉々として空を見上げ続けます。そして、しばらくするとまさかの歓喜の声が。「お月様みーつけた!」

 

そこには薄明かりでこちらを見ているおぼろ月が。雲の後ろからでも、まんまるの輪郭が分かるくらいの光が漏れています。まさか本当にお月見出来るとは。

 

息子も「お月様こんばんは!」と大好きな絵本の一節を口にして、にこにことおぼろ月を眺めていました。

 

子どもが見せてくれた月

ここのところ病気や怪我が続き、親子揃って心身共にしんどいモードでした。それゆえに十五夜散歩もあまり乗り気ではなかったのですが、思いがけず心癒されました。

 

「何言ってんの早く寝るよ!」と一喝してしまえば出会えなかったおぼろ月。出会わせてくれてありがとう。

 

でも、案の定その後は興奮して兄妹揃ってなかなか寝付けなかったんですが…。

 

子育ては親育て

結果的に寝るのは遅くなってしまいましたが、おぼろ月夜を一緒に探したあの時間はやっぱり掛けがえないもののように思います。

 

子育てにおいて何が正解かってよく分からないですよね。そもそも正解ってなんだろうって話なんですが。

 

でもつくづく私自身が育ててもらってるような気がします。忍耐力とか発想力とか語彙力とか…あと一番ついたのは体力(笑)

 

子育ては親育てとはよく言いますが、まったくもってその通りですね。息子や娘から色々なことを教えてもらっています。私も彼らに少しでも何か与えられているといいのですが。

 

子どもの中で育っている心

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十五夜に合わせて玄関に、すすきとお月見兎を飾りました。

それに気付いた息子は「お団子だけじゃお腹すいちゃうからうさぎさんたちにもっとごちそうあげなきゃ」と自分で折り紙や粘土でごちそうを作って飾っていました。

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…ん?金箔か何かかね?貴族の食事?

聞いてみたら金紙の下にごちそうを隠したらしい。「パパが帰ってきたら開けるの」と言って見せてくれませんでした。

 

まぁそれはさておき。まだまだイヤイヤ、というかワガママ全開な我が息子ですが、幼稚園に行き始めて少ーしは誰かを思いやる心が育ってきたかなと思います。

 

私もこの頃余裕がなくて心の狭さMAXになっていたので息子を見習わないとな。とりあえず今日は怒るのを3割減にするかな。いや無理だな(早)